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3月13日(月)「東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 大学院医学研究科 長神風二先生」特別セミナーが開催されました。

演題は「東北大学メディカル・メガバンク計画 ー15万人規模のコホート調査、バイオバンクについて 特に広報・倫理の視点から」でした。





長神先生は、東日本大震災を東北大学にて被災されたご経験から、被災に備えて準備しておくべきこと(緊急連絡先リストの作成や本棚の位置など)から、次世代型医療を東北の地に構築することで復興のエンジンとしたいという願いから始まった東北メディカル・メガバンク計画の特徴や現在の進捗状況(コホートリクルート総数15万人超達成、試験的に遺伝情報の回付)まで多岐にわたりご講演いただきました。 講演後は、コホート調査で得た結果についての考え方(あくまで集団に対する結果であり、個々に返却する精度を有しない)や倫理的な批判への対応(被災地への裨益と利益誘導のジレンマを抱えつつも、地域に説明を尽くすことで乗り越えてきたこと)など活発な質疑応答がなされました。 このたびのご講演、誠にありがとうございました。

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Department of Public Health,
Hokkaido University Faculty of Medicine,
Graduate School of Medicine,
School of Medicine

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