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8/28(月)女子栄養大学の石原 理先生をお招きし、特別セミナーを開催いたしました。

女子栄養大学の石原理先生をお招きして「生殖医療と家族のかたち」というテーマでご講演いただきました。先生は群馬大学医学部卒業後、東京大学医学部産婦人科助手などを経て、2002年からは埼玉医科大学産婦人科学教室教授、2022年からは現職の女子栄養大学教授、同栄養クリニック所長に着任されております。先生は産婦人科医として生殖医療、生殖医学の研究に携わってきたのみならず、社会において生殖医療がどのように受容され、家族や性のありかたにどのような影響を及ぼしてきたかについても長年研究をされており、今回は後者のテーマについてお話ししていただきました。

講演では生殖医療が社会にどのように受け入れられてきたか、また生殖医療により性や「社会的・文化的構築物」としての家族の在り方がいかに変遷してきたかについて、各国の事例を踏まえてご紹介いただきました。さらに、時事問題としてCOVID-19パンデミックやウクライナ侵攻が生殖医療に及ぼした影響についてもお話ししていただきました。日本とは異なる海外での生殖医療に関連する動向について学ぶことができ、生殖医療、家族、性の在り方について視野を広げる貴重な機会となりました。この度はご講演いただき、誠にありがとうございました。


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Department of Public Health,
Hokkaido University Faculty of Medicine,
Graduate School of Medicine,
School of Medicine

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