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プレコンセプション(受胎前)ケアとは、「妊娠する前からの健康づくり」を指します。

男女を問わず若い時から自らの健康に向き合うことで、

将来の(パートナーの)妊娠・出産、ご自身の老後を健康に迎えることができるという考え方です。

本研究では、男性の皆様にご協力いただき、プレコンセプションケアの学習が健康行動や

精液所見にどのような影響を及ぼすか調査いたします。

男性へのプレコンセプション教育介入研究
​(札幌コホート)

​対象となる方 |

18歳から39歳までの男性(どなたでも参加できます)

研究の流れ |

 本研究では、初めに健康や生活習慣に関する情報や検体をいただいたうえで、コンピューターシステムによってランダムに介入群(プレコンセプションケアについて学習する群)と対照群(特段の学習を指示されない群)に振り分け、介入群に振り分けられた参加者には、数分の動画やニュースレターを用いたプレコンセプションケアの学習の体験にご協力いただきます。
 約1年後に、再び皆様から情報や検体をいただき、学習による変化等の分析を進めていきます。それぞれの参加者の皆様にご参加頂く期間は、1年間です。
 検体のご提出や研究参加同意書のご提出のため、北大病院や医学部に数回来室いただきますが、学習体験はご自宅からスマートフォンで参加可能です。

札幌コホート.png

​謝礼品  |

​研究参加された皆様への謝礼として、初回調査時に5,000円、学習後のアンケート参加時に500円/回、1年後調査時に5,000円の謝礼品(クオカードペイ)を電子的に送付します。
ただし、本学教職員は規定により謝礼をお受け取りいただけませんので予めご了承ください。

​参加申込 |

動画や説明文書をお読みになり、参加を希望された方は、
臨床研究サポートシステム https://clinical-study-prod.web.app/signin
よりアカウント登録(メールアドレスの登録のみ)をお願いいたします。
​登録が完了すると、追ってご案内がメールアドレスおよびシステム内お知らせに届きます

FAQ​
よくあるご質問

Q1

精液の提出に心理的な抵抗があります。

検体の提出場所は無人のボックスですので、顔を合わせることなく提出できるようになっています。提出された検体は婦人科医師または胚培養士(産婦人科で不妊治療に携わる技術者)が一般精液検査を行い、その後、各専門期間で DNA 断片化率、精液細菌叢、精液中の化学物質の測定を行います。検体は全て匿名化番号で管理され、検査者も誰のものであるか個人を特定することはできませんのでご安心ください。

Q2

精液の提出の方法について詳しく知りたいのですが。

2~7 日の禁欲期間(射精しない期間)を置いた後、指定の容器に採取していただきます。採取してから 2 時間以内に、ご都合のよい提出場所に投函してください。誰とも会わずに提出できますのでご安心下さい。投函が確認でき次第、謝礼品を送付させていただきます。公衆衛生学教室での血圧・体組成測定時に容器と一緒に詳しい説明書をお渡ししますのでご覧ください。

Q3

長期的な追跡調査に参加できるか自信がありません。

いつまで参加しなければならないのですか?

1 年後調査までは、ご参加いただけるようご協力をお願いしておりますが、研究参加の同意撤回は随時可能です。参加が難しくなりましたら遠慮なくお知らせください。

Q4

精液検査の結果は教えてもらえないのですか?

精液検査の結果は変動が大きく、解釈が難しい場合も多いため、本研究では集団としての分析のみを行います。集団としての結果については論文、学会を通じて出来るだけ速やかに発表させていただく予定です。参加者の皆様にもお知らせいたします。

Q5

精液提出の前の食事制限はありますか?

特にありませんが、前夜の過度な飲酒はお控えください。サプリメントや薬を飲んでいらっしゃる方、持病のある方も参加できますが、その旨を最初のアンケートに記入するようにしてください。

お問合せ先 |

北海道大学大学院医学研究院 公衆衛生学教室
研究代表者:前田恵理 研究担当者:工藤ありさ
住所:060-8638 北海道札幌市北区北15条西7丁目
​電話:011-706-5068(平日9:00-17:00)

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Department of Public Health,
Hokkaido University Faculty of Medicine,
Graduate School of Medicine,
School of Medicine

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